ねこみみほびっつ♪

攻略におけるWhatとHow転じていろいろw

以前ちょこっと書いたと思うのですが、私は攻略についてはWhatを知ることが大事だと思っています。Howは構成や強化度や経験度によってカスタマイズすべきですが、Whatは変わらない事実ですので、そこを出発点にHowを導き出せます。

WhatとHowを分離しておくことによって効果があった事例を先日体験しましたので書いて見ます。多少ネタバレです。

その後にどうせメンテなのでいろいろ書いていたら攻略についての話にまで発展してしまったのでそのまま書きたらしておきますw。





ある場所のBossでは気力が一定値を越えると特殊攻撃を放ってくるという”What”があります。で、雑魚の存在が気力を補充するという”What”があります。

なので、”How”としては普通”雑魚優先で倒してBoss”というのが定石になっています。みんなそれが”攻略法”だと思っているでしょう。みんなそういう説明をその場でします。それ以外私は聞いたことありません。でもこれって”How"の一例でしかないんですよね。

たまたまLRM2という変則的なClass構成(ちなみにMNSも2w)だったのですが、私が上記の”What”を言ったところ、LRMさんはその場で「気力吸いやってみたらどうだろう?」という新しい”How"を思いついてくれました。LRM2もいるし交互に吸えばBossの特殊攻撃を封殺できるんじゃないかという発想です。

私は面白い!と言ってwそれでやってみました。もちろん雑魚も適度に片付けながらですが。結果として途中の特殊攻撃は1発のみに封殺できました。

まぁ構成が構成なので効率が良かったかといえば、DPSが足りないので早くはなかったですが、全く危険に陥ることはなかったのと、まぁそんなことより目新しい攻略法で遊べたことがとても楽しかったです。

これは私が最初から”How"を言っていたら実現しませんでしたし、LRMさんが”What”から”How"を導き出せる力を有していなければ実現しませんでした。おそらく普通に雑魚優先処理で戦い、DPSが低いために苦戦をしたんじゃないかな(GRDCPTLRMLRMMNSMNSでしたDPSねーw)。まぁ勝てるとは思ってましたけど。しかしそれらがうまく組み合わされると”即興で”攻略法が作れるという実績になりました。私が常々思っていることが現実になったと言うことです。

こういうことが出来る組み合わせだと特に新規攻略だったり、Class縛りしないといけないようなまだ完全な攻略ができていない所だったりで非常に攻略法開発速度が高まります。

まぁWhatを見つける人が全Classのスキルなどを熟知しているようなスーパーマンであれば、その人がWhatから数々のHowのパターンまで完璧に作れるでしょう。そしてそれが一番効率的かつ効果的かもしれません。

しかし、そのようなことはまずありません。特にNAではJP時代みたいに殆どの人が複数のALTを持っていて、2~3人攻略の話をできるような人さえ集まれば完璧な解が出来ることはより困難になっています。Whatを見抜ける人と、各Classの潜在能力すべて理解しつくしてる人達複数がうまくコラボレーションしてこそになります。JP時代に「私は攻略法を考えるメンバーではない」というスタンスだった人も少し考えてくれるようにならないと、攻略が難しい、遅くなるのが事実でしょう。まぁがいじんさんとコミュニケーションを攻略のHowレベルで会話できる英語力があれば、人口はNAのほうがはるかに多いんですから問題は無いのですがw。

こんなことを言っている私でも、JP時代攻略を引っ張ってくれる人がいる間までは全く攻略について考えていませんでした。まぁMNSについては知っていたので、振られればMNSのHowを少しは考えられたかどうかくらいです。しかしそういう攻略を考える人が引退して私が引っ張るようになった時に、攻略を考えていなかったことが非常に致命的になりました。

安定して勝てていた所がときどき負けるようになったのです。もちろん初心者が増えて負け確率が増えたのは一因ですが、私はそれ以上の問題に気が付きました。それが、ある暗黙の前提条件から落とし込まれた”How"しか引き継がれていないから、想定されていない構成や強化度や経験度になった時に前提条件をクリアできず、それでは対応が取れないという問題です。

そこから私はようやく攻略を考えるようになり、その際にその時の経験上、フレームワークとして構成や強化度や経験度によらない”What"と具体的レベルに落とした”How"を分けるところから始めるのが良いだろうと思いました。

末期のLotroでは大変珍しかったであろう、私の所属していたKSはコアタイムの2/3は新規または1年以上ぶりとかの復帰組みでした。ですから「経験度が低い」「強化度が低い」「Class構成が偏っている(新規なのでMainしかいない)」という条件で勝つことが必須でした。もちろん他から助っ人を呼べばラクですし、実際どうにもならない時に来て頂いたこともあります。

でも、むしろせっかくこのような状況なんかLotroでは珍しいことなのだから、悪い条件でも勝てるような考え方を確立していく実践ができる!と良い方向に考えました。まー勝てないときは心理的にもつらいものもありましたし、こういう考えを伝えるのも難しく(説明が下手なので)、もどかしい思いはずっとしていました。似たようなことを攻略を作ることを実践していた方々から昔良く聞いていたことが身に染みてわかりました。もちろんなんとなくは想定できていましたけど、「身に染みる」には自らが中心にならないとわかりませんねw。

そういう方々の言葉がばーっと頭に思い出されて来たのもそれからです。例えばある人が言っておりましたが「運が悪かったで済ましたら進歩は無い」これは名言だと思いましたね。ですので私は今その言葉を使わせて頂いております。

そんなこんなでその頃あたりから私は攻略法の”What"と”How"の区別だけでなく、更にそれ以前の「インスタンスなどに固有の攻略法」からいきなり作るのではなく、「どのインスタンス攻略でも出発点に使える、攻略法自体を作成するための考え方、メソッド」を確立しておけば、今後Moriaが来た時に新規攻略にぶち当たった時などに応用が効き、攻略法を素早く作ることができるのではないかという考え方にシフトしました。結局JPでMoriaは来なかったのですが、それをNAで実践することになりました。

この辺は現在の私のリアルの仕事の分野でもあります。「システムを作る」ではなく「良いシステムを”作る方法を作る”」であり、「売り方を考える」ではなく「上手い売り方を”考え付く方法を考える”」であり、「管理する」ではなく「上手く”管理する方法を作る”」。こんなような段階の仕事をやることが多いです。それを基に固有のものを作ってもらう。現場歴が長く無いと反発されがちな(よく逆の立場で論争してましたw)ことをやってます。苦しいのもありますが(現場の固有の事情もわかるし、全社最適な事もわかるしの板ばさみですよねw)、楽しくやっています。なので、延長上でLotroにもそのまま持ち込んでしまうことが多いですwww。

まぁ仕事の話を家庭に持ち込まないで!みたいな感じで迷惑な部分もあると思うので、その時は「てきとーさいこー」精神を思い出して、実際に口にしてw、すこし反省してみたり緩めてみたりなんかしてます。私みたいな人には「てきとーさいこー」ってホント必要だと思いましたねー。ある意味感謝しています、てきとーなひとにw。

とはいえ、逆に考えてやっていきたい人がいることも忘れてはいけないと思います。遊びなんだから気を抜いてやろうぜってのもありますが、人によっては一緒に考えていくこと自体が楽しかったりしますから(私とかw)。ちなみにこれにも「Lotroは遊びじゃないんだよ!」「いや遊びだよwww」という決まりのかけあいが伝統的にあったりしますw。笑い話ぽくかけあいやってましたが、真実をついていたりしますね。

さて、このまま続けると今度は「てきとーさいこー論」を展開しかねない勢いなのでここでやめますw。さてメンテの日くらい嫁のご機嫌取りでもしてくるか・・・w。
by nyan-3 | 2009-10-19 22:07 | Lotro-メカニズム

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